ひらがな,カタカナが読めるようになった子どもは,家の中にある絵本に限らず,新聞,街中の看板,掲示など,いろいろなものを声に出して読みたがるようになる。
世田谷線に息子と乗っていたときのこと。停車中に,窓の外を見て,「あそこに『お・ち・た・か・お』と書いてある」と言ってる。
「落ちた顔とは?」と思って指をさす方向を見てみると,衆院選のポスターが貼ってあり,東京6区自民党公認候補「おちたかお」氏のことであった。声が大きかったので,周りの人も笑ってる。
おち氏以外の候補者氏名は全て漢字で書かれているため,息子の目には入ってこない。よく立候補者は名前をひらがなにすることがあるようだが,子どもへのアピール効果はあるようだ。