Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

世田谷公園のプール

さて,今日,前期の成績を受け取ってきた。同級生のブログでもその結果について触れているようだが,その話は別の機会に書くとして,8月最後の日曜日,世田谷公園のプールへ行った。久々に「よい税金の使われ方」を感じる施設である。


お盆の時期にも父子二人で行ったが,そのときは猛暑の真っ只中だったこともあり,大混雑。プールの中はまともに歩行することも難しいぐらい。ところが,今回は多少過ごしやすい日であったことから,一転してガラガラだった。しかし,やはり少し涼しいだけあって,ぬれた体で風に当たると寒い。


この施設のよかったところは,安いことに尽きる。入り口の券売機では,大人300円,幼児付添50円,と書いてあったので,前回に二人で行ったときは,350円分の入場券を買おうとしたところ,

  • 「大人だけで入る場合は300円ですが,子どもの保護者として入る場合は50円です。お子さんはそもそも無料です。」

と言われた。つまり合計50円で親子がプールを楽しめる。


今回は,家族3人。そうなると,保護者たる大人が50円,もう一方の大人は300円か,と思ったが,

  • 「二人ともお子さんの付き添いでしたら50円ずつです。」

と言われた。つまり合計100円で親子3人がプールを楽しめる。要は,大人がプールに入るのに「子ども」という割引券を使うことができ,その割引券1枚(1人?)あれば,少なくとも大人2人までは割引が効くということになる。


こういったプライシングは民間ではできまい。さすが公的施設である。念のため,設備のグレードは,いわゆるレジャーランドのプールなどにはかなわないかもしれないが,未就学児を連れて遊びに行くには十分である。しかし,さすがにプールサイドで暇そうにしているライフガードのアルバイトの若者たちが,客の人数と同じぐらいいると,税金の無駄遣いではないか,という心配をしたくなる。


ちなみに息子はまだ顔を水につけられない。それどころか,バシャバシャやって顔に水がかかるのを真剣に嫌がるし,まともにかかると泣く。ところが同じ世代だと思われる子どもが,頭から水をかぶりまくっている姿を見ると,このあたりも鍛えないとなー,と感じる。