Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

有楽町のとあるお店で

3ヶ月ぶりに都心で飲んだ。かつての同僚と,かつてのお客さん,という組み合わせ。


まあ,話は尽きなかったのだが,ここに書いておこう,と思ったことが二つ。

裁判員制度について,情報の浸透と興味の高まりが感じられた。
「現実問題として,突然1週間も仕事あけられるわけないよね。部長が1週間いなくなれば歓迎だけど。」
「死刑を決めることになったら,しばらく寝覚めが悪いよね。」


以上が主なコメント。自分なりに啓蒙活動もしたつもりだけど,やはり「身近でわかりやすい刑事裁判」というフワフワしたキャッチフレーズだけでなく,もっともっと広報活動しないとまずい。


もう一つ。意外に「新司法試験合格率は低い」という情報が一般に知れ渡っていて,「あいつはホントに大丈夫か?」という話題が私のいないところでも行われたりすることもあるらしい。直接いわれることも多い。「さぁ?」としか答えようがない。「ホントに大丈夫か?」という心配を一番しているのはもちろん自分だし。


最後に,お代は二人に出してもらった。同僚とはいえ,上司と部下という関係だったので形としては部下におごってもらったと。出世して返さねば。