Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

一茶と芭蕉

保育園で,「今月の俳句」と称して,月に2首ずつ,子どもたちに暗誦させている。


それにどのような教育効果があるかは不明だが,子どもたちにとっては人気なのか,うちでも何度も復唱している。しかし,子どもがそらんじている字句は,はなはだアヤシイ。その上に,もともと私が俳句に強いわけではないから,オリジナルがどんな歌なのかを知るには一苦労だ。


その苦労話を2つほど。

その1。
「やせガール」で始まる俳句らしきものを唱えているが,その続きもよくわからない。そのうち,「まけないっさ」の部分から,「一茶」がはっきりと聞き取れた。どうやら,

 やせがえる まけるな一茶 これにあり  小林一茶

だということが判明した。
しかし,どう聞いても

 やせガール まけないっさ これなーに

としか聞こえない。


その2。
何度か聞いていると,「うえの」「あさくさ」という地名が入っている俳句らしい。ネットで調べた結果,

 花の雲 鐘は上野か 浅草か   松尾芭蕉

らしいことにたどり着いた。
芭蕉の句らしいが,知らなかった(浅草寺に句碑があるらしい)。